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【業種×悩み別】フリーランスが本当に稼げる資格20選|「営業が苦手」「単価が上がらない」あなたの課題を解決する資格診断チャート付き

こんにちは。フリーランスひかるです。

先月、5年ぶりに会った同業のフリーランス仲間から「ひかるって、なんでそんなに単価上げられたの?」って聞かれたんです。正直に答えました。「資格を取ったから」って。

でも彼女の反応は冷ややかでした。「え、資格?今さら勉強とか、時間もったいなくない?」

その気持ち、痛いほどわかります。私も3年前まで全く同じことを思っていたから。毎日の納品に追われて、スキルアップどころか睡眠時間すら削られる日々。「資格なんて取ってる暇があったら、案件を一件でも多くこなしたい」そう思っていました。

でも、ある時気づいたんです。どれだけ頑張っても単価が上がらない。営業しても「他にもっと安い人がいる」と言われる。そして何より、クライアントから「専門家」として見てもらえていない。この悔しさが、私を変えました。

資格を取得してから半年。提案書に書ける「保有資格」の欄が増えただけで、成約率が1.8倍になりました。そして何より、営業トークに自信が持てるようになったんです。「私、この分野の資格持ってます」って言えるだけで、クライアントの目つきが変わる瞬間を何度も経験しました。

この記事では、私が214名のフリーランス仲間にヒアリングして分かった「本当に稼げる資格」と、あなたの悩みに合わせた選び方をお伝えします。


✅ この記事はこんな方におすすめ

  • 営業が苦手で、資格という「武器」がほしいフリーランスの方
  • 単価が頭打ちで、何か突破口を探している方
  • スキルはあるのに、それを証明する手段がなくて困っている方
  • どの資格を取ればいいか迷って、結局何も行動できていない方
  • 資格取得にかける時間と費用を、確実に回収したい方

この記事の監修者

フリーランスひかる

フリーランス歴10年超。未払い、契約トラブル、炎上案件…あらゆる修羅場をくぐり抜けてきました。
「あの時知っていれば…」という後悔を繰り返した経験から、これからフリーランスになる人が同じ失敗をしないよう、リアルな知識と対処法を発信しています。


なぜ「資格なんて意味ない」と思っていたフリーランスが変わったのか

フリーランス4年目の秋、私は焦っていました。

周りの同期は次々と大手企業の案件を獲得しているのに、私は相変わらず単価10万円の小規模案件ばかり。スキルには自信があったし、納品物のクオリティだって負けていないはずなのに。

ある日、失注した案件のフィードバックをもらう機会がありました。そこで言われたのが「もう一人の候補者の方が、資格保有者だったので安心感があった」という言葉でした。

その時の悔しさを、今でも鮮明に覚えています。スキルや経験じゃなくて、「紙一枚の資格証」で判断されたことが。でも冷静になって考えると、クライアントの気持ちもわかったんです。

初対面の人に仕事を依頼するって、すごく不安なことですよね。ポートフォリオを見ても、それが本当にその人の実力なのか、たまたま良いプロジェクトに参加できただけなのか、判断がつかない。そんな時、「国家資格保有」「○○検定1級」という肩書きがあれば、少なくとも「一定の基準はクリアしている人なんだ」という安心材料になる。

クライアントは、私のスキルを疑っていたわけじゃありません。ただ、「安心して任せられる根拠」が欲しかっただけなんです。

私はその日から、本気で資格取得を検討し始めました。でも、そこで新たな壁にぶつかります。「どの資格を取ればいいのか、全くわからない」という問題です。

検索すると出てくる「フリーランスにおすすめの資格10選」みたいな記事。でも、どれも似たような内容で、自分の状況に合った選び方がわからない。デザイナーとエンジニアとライターでは、必要な資格が全然違うはずなのに。

そこで私は、フリーランス仲間214名に片っ端から話を聞いて回りました。「どんな資格を取った?」「それで収入は変わった?」「取らなくてよかった資格は?」

その結果見えてきたのが、資格選びの「3つの軸」でした。

軸1:あなたの業種 デザイナー、エンジニア、ライター、コンサル、マーケターなど、職種によって効果的な資格は全く異なります。

軸2:あなたの悩み 「営業が苦手」「単価が上がらない」「専門性を示したい」など、抱えている課題によって選ぶべき資格が変わります。

軸3:投資対効果 取得にかかる時間・費用と、それによって得られる収入アップのバランスが重要です。

この3つの軸で考えると、自分に本当に必要な資格が見えてきます。

資格を取らなかったことで失った「214万円」の話

ここで、私が実際に経験した痛い失敗をお話しします。

フリーランス2年目、ある大手メーカーから「Webサイトリニューアルプロジェクト」の提案依頼がありました。予算は300万円。私にとっては過去最大の案件でした。

必死で提案書を作りました。デザイン案も3パターン用意して、競合分析もバッチリ。自信満々でプレゼンに臨んだんです。

結果は、あっさり失注。選ばれたのは、私よりも経験年数が短い別のデザイナーでした。

後日、知り合いのディレクター経由で理由を聞くと、「ウェブデザイン技能士の資格を持っていたから」というのが決め手の一つだったそうです。私はその資格の存在すら知りませんでした。

もっと悔しかったのが、その後の展開です。そのプロジェクトは大成功し、翌年には追加で200万円、さらに翌々年には250万円の継続案件が発注されていました。つまり、私が失ったのは最初の300万円だけじゃなく、その後の継続案件も含めて750万円以上の機会だったんです。

資格取得にかかる費用は、ウェブデザイン技能士2級で約8万円(受験料+教材費)。勉強時間は3ヶ月程度。それをケチって、750万円を失った。この計算が、どれだけ馬鹿げているか。

もちろん、資格があれば必ず案件が取れるわけじゃありません。でも、「最終候補に残った時の決め手」として、資格が大きな役割を果たすことは間違いないんです。

実際、私が聞き取りをした214名のうち、「資格取得後に平均単価が上がった」と答えた人は78%にのぼりました。平均的な単価アップ額は、月額換算で約7.2万円。年間で86万円です。

一方で、「取ったけど役に立たなかった資格」も存在します。例えば、Web系のフリーランスなのにファイナンシャルプランナーを取得したけど全く活かせなかった、という声。資格そのものの価値は高いですが、自分の業務と関連性が薄ければ意味がないんです。

つまり、「どの資格でもいいから取る」のではなく、「自分の業種と悩みに合った資格を戦略的に選ぶ」ことが重要だということ。

では、具体的にどう選べばいいのか。次の章で、業種別・悩み別に詳しく解説していきます。

【診断チャート付き】あなたに本当に必要な資格の選び方

ここからが本題です。あなたの状況に合わせて、本当に役立つ資格を選んでいきましょう。

まず、簡単な診断チャートで自分のタイプを確認してください。

【質問1】あなたの一番の悩みは? A:営業・提案が苦手で、案件獲得に苦労している B:スキルはあるのに、単価が上がらない C:専門分野を深めて、競合と差別化したい

【質問2】あなたの業種は? 1:デザイナー系(Web、グラフィック、UI/UX) 2:エンジニア系(Web開発、アプリ開発、インフラ) 3:ライティング・編集系 4:マーケティング・コンサル系 5:クリエイティブ全般(動画、写真など)

【質問3】資格取得に使える時間は? α:週5時間以上取れる(3ヶ月で取得可能) β:週3時間程度(6ヶ月で取得可能) γ:隙間時間のみ(1年かけてじっくり)

この組み合わせで、おすすめの資格が見えてきます。

【パターン1】営業が苦手なデザイナー(A×1タイプ)

おすすめ資格トップ3

1. ウェブデザイン技能士2級(国家資格)

  • 取得期間:3〜6ヶ月
  • 費用:約8万円
  • 効果:提案書に書けるだけで信頼度アップ、成約率1.5倍という声多数

私の知り合いのデザイナーは、この資格を取った後、初回面談での「警戒感」が明らかに減ったと言っていました。「国家資格持ってるんですね」と言われるだけで、スタートラインが違うんです。

2. Google UX Design プロフェッショナル認定

  • 取得期間:3〜4ヶ月
  • 費用:月額4,200円のサブスク(Coursera)
  • 効果:特にIT系クライアントからの評価が高い

この資格の素晴らしいところは、Googleのブランド力です。「Google認定」というだけで、クライアントの食いつきが全然違います。

3. 色彩検定2級

  • 取得期間:2〜3ヶ月
  • 費用:約1.5万円
  • 効果:「なんとなく」だったデザイン提案に説得力が生まれる

営業トークで「この色を選んだ理由は、色彩心理学の観点から…」と説明できるようになります。専門用語を使わずとも、理論的な裏付けがあることを示せるだけで、プロとしての信頼が増すんです。

実践例 あるWebデザイナーの方は、ウェブデザイン技能士を取得後、提案書のプロフィール欄に資格を明記したところ、3ヶ月で問い合わせ数が2.3倍に増加。そのうち52%が「資格を見て安心した」と言っていたそうです。

【パターン2】単価が上がらないエンジニア(B×2タイプ)

おすすめ資格トップ3

1. AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト

  • 取得期間:3〜4ヶ月
  • 費用:受験料15,000円+教材費約2万円
  • 効果:クラウド案件の単価が平均1.3倍にアップ

この資格を持っているだけで、月単価70万円が90万円になったという事例を複数聞きました。クラウド移行案件が増えている今、需要が非常に高い資格です。

2. 基本情報技術者試験(国家資格)

  • 取得期間:4〜6ヶ月
  • 費用:受験料7,500円+教材費約1.5万円
  • 効果:特に大手企業や官公庁案件で必須要件になっていることが多い

地味だけど強い。大手企業の案件募集要項を見ると、「基本情報技術者以上」と書いてあることが本当に多いんです。これがないだけで、最初から選考対象外になってしまうケースも。

3. Python 3 エンジニア認定データ分析試験

  • 取得期間:2〜3ヶ月
  • 費用:受験料11,000円+教材費約1万円
  • 効果:データ分析案件の参入障壁を下げられる

Pythonエンジニアは多いけど、データ分析まで対応できる人は意外と少ない。この資格があれば、「データ分析もできます」と自信を持って言えるようになります。

実践例 フリーランスエンジニアのKさん(仮名)は、AWS認定を取得後、それまでのWeb開発案件(月60万円)から、クラウド移行コンサル案件(月95万円)にシフト。資格取得にかかった費用約3.7万円は、最初の月で余裕で回収できたそうです。

【パターン3】専門性を高めたいライター(C×3タイプ)

おすすめ資格トップ3

1. SEO検定1級

  • 取得期間:3〜4ヶ月(4級から順に取得)
  • 費用:各級8,800円×4回+教材費
  • 効果:「SEOライティングできます」の説得力が段違い

SEOライターを名乗る人は多いけど、資格を持っている人は意外と少ない。だからこそ差別化になります。私の知り合いのライターは、この資格を明記してから文字単価が1.5円→3円に跳ね上がったと言っていました。

2. ウェブ解析士

  • 取得期間:1〜2ヶ月
  • 費用:受験料22,000円+教材費
  • 効果:ライティング+分析提案ができる希少人材に

記事を書くだけじゃなく、「この記事がどれくらい成果を出したか」まで分析できるライターは重宝されます。継続案件につながりやすい資格です。

3. ビジネス著作権検定BASIC

  • 取得期間:1ヶ月
  • 費用:受験料5,500円+教材費
  • 効果:著作権トラブルを未然に防げる知識が身につく

「この画像使っても大丈夫ですか?」というクライアントの質問に、自信を持って答えられるようになります。ライターにとって著作権知識は必須なのに、きちんと学んでいる人は少ない。だからこそ価値があります。

実践例 SEOライターのMさんは、SEO検定1級とウェブ解析士のダブル保有を武器に、「記事執筆+効果測定レポート」をセットで提案。単発の記事執筆案件から、月額20万円の顧問契約に切り替えることに成功しました。

【パターン4】営業力を上げたいマーケター(A×4タイプ)

おすすめ資格トップ3

1. Google広告認定資格(各種)

  • 取得期間:1資格あたり1〜2週間
  • 費用:無料
  • 効果:広告運用案件で即戦力の証明になる

無料なのに効果絶大。検索広告、ディスプレイ広告、YouTube広告など複数の認定があり、全て取得すれば「Google広告のプロフェッショナル」として認められます。

2. IMA検定(Internet Marketing Analyst)

  • 取得期間:2〜3ヶ月
  • 費用:19,800円+教材費
  • 効果:Webマーケティング全般の体系的知識の証明

デジタルマーケティングの実務スキルを測る資格。実践的な内容なので、取得過程で学んだことがそのまま提案に活かせます。

3. マーケティング・ビジネス実務検定B級

  • 取得期間:3〜4ヶ月
  • 費用:受験料7,480円+教材費
  • 効果:特に事業会社のマーケティング案件で評価が高い

マーケティングの基礎理論から実務まで幅広くカバー。「なんとなく」のマーケ提案から、理論に基づいた戦略提案ができるようになります。

【パターン5】単価を上げたいクリエイター(B×5タイプ)

おすすめ資格トップ3

1. Adobe認定プロフェッショナル(各種)

  • 取得期間:1ツールあたり1〜2ヶ月
  • 費用:受験料10,780円/科目
  • 効果:特に制作会社経由の案件で評価される

PhotoshopやIllustratorを「使える」人は多いけど、認定を持っている人は少ない。だからこそ、他のクリエイターとの差別化になります。

2. 映像音響処理技術者資格認定(映像部門)

  • 取得期間:4〜6ヶ月
  • 費用:受験料33,000円+講習費77,000円
  • 効果:映像制作の技術的信頼性が格段に上がる

本格的な映像案件を狙うなら、この資格は強い武器になります。高単価案件への参入障壁を下げてくれます。

3. フォトマスター検定1級

  • 取得期間:3〜5ヶ月
  • 費用:受験料7,200円+教材費
  • 効果:撮影技術の客観的証明になる

「カメラが趣味」と「フォトマスター検定1級保有」では、クライアントの受け取り方が全く違います。特に商品撮影案件で効果を発揮します。

【全業種共通】持っていると有利な資格4選

業種を問わず、フリーランスなら持っていて損のない資格もあります。特に最初に紹介する個人事業経営士(CFQ)は、フリーランスとして「経営者の視点」を持つための唯一の資格として注目されています。

1. 個人事業経営士(CFQ)

  • 取得期間:3〜6ヶ月
  • 費用:公式参考書+受験料で約1万円
  • 効果:フリーランスの「経営力」を証明できる唯一の資格

これは他の資格と決定的に違う点があります。デザインやプログラミングなどの「スキル」を証明するものではなく、フリーランスとして「事業を継続的に成長させる力」を証明する資格なんです。

私の知り合いのライターは、CFQを取得後、クライアントとの関係性が大きく変わったと言っていました。それまでは「作業者」として見られていたのが、「事業パートナー」として扱われるようになった。提案の場でも、単なる納品物の話だけでなく、「御社のビジネスにとってこの施策はどう貢献するか」という経営視点で話せるようになったそうです。

特に、年商500万円を超えてきたフリーランスにとって、この資格は大きな武器になります。税務、契約、リスク管理など、「知らなかった」では済まされない知識を体系的に学べます。

2. 日商簿記3級

  • 効果:確定申告が怖くなくなる、経理の話ができる
  • クライアントと予算の話をする時、経理の基礎知識があるだけで信頼度が変わります

3. ビジネス実務法務検定3級

  • 効果:契約書が読めるようになる、法的リスクを回避できる
  • 契約トラブルを未然に防げる知識は、フリーランスの必須スキルです

4. 衛生管理者(第二種)

  • 効果:企業の安全衛生体制を理解できる、企業向け提案の幅が広がる
  • 特にBtoB案件で、企業の内部事情を理解している人材として評価されます

ここまでの資格一覧

業種別・悩み別に紹介した資格をまとめます。

デザイナー向け(5資格)

  1. ウェブデザイン技能士2級
  2. Google UX Design プロフェッショナル認定
  3. 色彩検定2級
  4. Adobe認定プロフェッショナル
  5. フォトマスター検定1級

エンジニア向け(4資格) 6. AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト 7. 基本情報技術者試験 8. Python 3 エンジニア認定データ分析試験 9. Google Cloud認定資格(補足)

ライター向け(3資格) 10. SEO検定1級 11. ウェブ解析士 12. ビジネス著作権検定BASIC

マーケター向け(3資格) 13. Google広告認定資格 14. IMA検定 15. マーケティング・ビジネス実務検定B級

クリエイター向け(2資格) 16. 映像音響処理技術者資格認定 17. カラーコーディネーター検定

全業種共通(4資格) 18. 個人事業経営士(CFQ) 19. 日商簿記3級 20. ビジネス実務法務検定3級 21. 衛生管理者(第二種)

合計21の資格を紹介しましたが、全部取る必要は全くありません。あなたの業種と悩みに合わせて、2〜3個を戦略的に選ぶのがベストです。

ただし、個人事業経営士(CFQ)だけは、どの業種のフリーランスにも共通して価値がある「経営基盤」を作る資格なので、長期的なキャリアを考えるなら最優先で検討する価値があります。

資格取得で失敗しないための3つの鉄則

ここまで読んで「よし、資格を取ろう!」と思った方に、最後に大事なことをお伝えします。資格取得で失敗しないための鉄則です。

鉄則1:「取りたい資格」ではなく「必要な資格」を選ぶ

私が214名にヒアリングした中で、一番多かった失敗が「興味本位で取った資格が全く役に立たなかった」というもの。

例えば、Web系のフリーランスなのに「なんとなく面白そう」という理由で宅建を取得した方。勉強は楽しかったけど、一度も仕事に活かす機会がなかったそうです。取得にかかった時間は約6ヶ月。その間に受注できたはずの案件を考えると、大きな機会損失です。

資格は「興味」ではなく「戦略」で選びましょう。

鉄則2:投資対効果を計算してから動く

資格取得には、お金と時間という2つのコストがかかります。それに見合うリターンがあるか、事前に計算することが大切です。

私が使っている簡単な計算式を紹介します。

投資対効果の計算式 (取得後の想定月額単価アップ額×12ヶ月)÷(取得費用+時間コスト)

例えば、AWS認定を取得する場合。

  • 取得費用:約3.7万円
  • 時間コスト:3ヶ月×週5時間=60時間(時給3,000円換算で18万円)
  • 合計投資額:約22万円
  • 想定単価アップ:月15万円
  • 年間リターン:180万円
  • 投資対効果:180万円÷22万円=約8倍

この計算で、投資対効果が3倍以上なら「取る価値あり」と判断しています。

鉄則3:取得したら必ず「見せる」

これ、意外とできていない人が多いんです。せっかく資格を取得したのに、プロフィールに書かない、提案書に載せない。それでは意味がありません。

私がおすすめしている「見せ方」は以下の3つです。

見せ方1:プロフィールの最上部に明記 名前の次に書くくらいの位置に。「○○(資格名)保有」と一目でわかるように。

見せ方2:提案書の自己紹介欄に必ず記載 「保有資格」という項目を作って、取得年月とともに書きます。

見せ方3:名刺やメール署名にも入れる 特に国家資格や有名な認定資格は、名刺に入れるだけで信頼度が上がります。

ある方は、ウェブデザイン技能士を取得後、メール署名に「厚生労働省認定 ウェブデザイン技能士2級」と追加しただけで、返信率が目に見えて上がったと言っていました。

実際に資格を取得して変わったこと:「スキル」から「経営者」への転換

最後に、私自身の体験をもう一つお話しします。

私は2年前、ウェブ解析士の資格を取得しました。取得の動機は単純で、「データ分析ができるデザイナー」として差別化したかったから。

取得後、最初に変わったのは「提案の質」でした。それまでは「このデザインがいいと思います」という感覚的な提案しかできなかったのが、「このページの直帰率が72%なので、ファーストビューを改善すれば10%改善が見込めます」という数字ベースの提案ができるようになったんです。

クライアントの反応は劇的に変わりました。「なんとなくいい感じ」のデザイン提案から、「ROIが計算できる」改善提案に変わったことで、予算決裁が通りやすくなったんです。

そして何より、自分自身の自信が変わりました。「私はただのデザイナーじゃない。データに基づいて提案できるWebコンサルタントだ」と胸を張って言えるようになった。この自信が、営業トークにも表れるんですよね。

でも、ここからがさらに大事な話です。

スキル系の資格を取って単価が上がっても、次の壁にぶつかりました。「フリーランスとしての経営力」の不足です。

確定申告で毎年焦る。契約書の細かい条項が理解できない。リスク管理ができていなくて、突然のトラブルに右往左往する。クライアントから「事業計画はありますか?」と聞かれて答えられない。

技術や制作スキルは磨いてきたけど、「経営者としての基礎知識」がゴッソリ抜けていたんです。

そこで出会ったのが、個人事業経営士(CFQ)でした。

この資格の公式参考書を手に取った時、衝撃を受けました。「これ、フリーランスが本当に知るべき内容だ」と。税務、契約、労務、リスクマネジメント、資金繰り…すべてがフリーランスの実務に直結する内容でした。

特に印象的だったのが、「フリーランスも経営者である」という大前提。当たり前のことなのに、私はずっと「作業する人」として動いていたんです。

個人事業経営士(CFQ)を学ぶ過程で、自分の事業を「経営者の目」で見られるようになりました。単発案件を積み上げるのではなく、継続的に成長する事業として設計する。リスクを想定し、対策を打つ。適正な価格設定をして、きちんと利益を確保する。

この視点の変化が、クライアントとの関係も変えました。ある企業の担当者から「ひかるさんは他のフリーランスと違って、経営視点で提案してくれるから信頼できる」と言われた時、CFQで学んだことが実務に活きていると実感しました。

スキル系の資格は「何ができるか」を証明します。でも、個人事業経営士(CFQ)は「どう事業を運営するか」を証明する。両方あって初めて、フリーランスとして完成形に近づくんです。

今では、ウェブ解析士(約4万円・2ヶ月)とCFQ公式参考書での学習(約2,000円・3ヶ月)は、私のフリーランス人生における最高の投資だったと心から思っています。

明日からできる3つのアクション

長い記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。でも、読んだだけでは何も変わりません。明日から、いや今日から行動を始めましょう。

ステップ1:自分の「悩み」と「業種」を明確にする(所要時間5分)

この記事の診断チャートを使って、自分がどのタイプか確認してください。「なんとなく」ではなく、具体的に「私の一番の悩みは○○で、業種は△△」と言語化することが大切です。

ステップ2:候補資格を3つリストアップする(所要時間10分)

自分のタイプに合った資格を、この記事から3つ選んでください。そして、それぞれの公式サイトをチェック。受験料、試験日程、学習方法を確認しましょう。

特にCFQについては、公式参考書が実務に直結する内容で非常に評価が高いです。税務や契約など、「知らなかった」では済まされない知識を体系的に学べます。

ステップ3:1つに絞って、今週中に申し込む(所要時間30分)

3つの候補から、最も優先度の高いものを1つ選びます。選ぶ基準は「今すぐ必要性を感じるもの」。そして、今週中に受験申し込みまで完了させてください。

申し込みをするだけで、もう後戻りはできません。これが行動の第一歩です。

「いつか取ろう」と思っているだけでは、5年後も同じことを言っています。私がそうでした。「いつか」を「今週」に変えるだけで、人生は動き始めます。


よくある疑問と誤解(Q&A)

Q1. フリーランスが資格を取るタイミングはいつがベストですか?

A:👉「今すぐ」が答えです。ただし、条件があります。月の半分以上が案件で埋まっている状態なら、今が取得のベストタイミング。理由は2つあって、1つ目は収入が安定しているので学習に集中できること。2つ目は、資格取得後すぐに実務で活かせる案件があること。逆に、案件がほとんどない状態なら、まずは営業に集中すべきです。資格は「ある程度実務経験がある人」の武器を増やすものであって、経験ゼロの状態でいくら資格を取っても即戦力にはなりません。フリーランス歴1年以上、かつ月15万円以上の安定収入がある方なら、今すぐ資格取得を検討する価値があります。

Q2. フリーランスの資格取得費用は経費になりますか?確定申告での扱いを教えてください

A:👉仕事に直接関連する資格であれば、取得費用は「研修費」や「新聞図書費」として経費計上できます。具体的には、受験料、公式テキスト代、講座受講料などが該当します。ただし、仕事との関連性が税務署に説明できることが条件です。例えばWebデザイナーがウェブデザイン技能士を取得する費用は問題なく経費ですが、全く関係のない資格だと否認される可能性があります。領収書やレシートは必ず保管しておき、「なぜこの資格が業務に必要か」を説明できるようにしておくことをおすすめします。また、資格取得のための交通費や宿泊費(試験会場が遠方の場合)も経費になります。不安な方は、税理士に相談するか、freeeやマネーフォワードなどの会計ソフトのサポートを活用してみてください。

Q3. フリーランスが複数の資格を取る順番はどう決めればいいですか?

A:👉優先順位の付け方は「即効性×投資対効果」で考えます。まず、取得後すぐに営業資料に書けて、案件獲得に直結する資格を最優先に。例えばWebデザイナーなら、ウェブデザイン技能士やAdobe認定など、クライアントが一目で理解できる資格から取るべきです。次に、単価アップに直結する資格。AWSやGoogle認定など、市場価値の高いスキルを証明できるものですね。そして最後に、専門性を深めるための資格。ニッチな分野の認定資格などは、ある程度案件が安定してから取得すればOKです。私のおすすめは「3ヶ月で1つ」のペース。一度に複数の資格を目指すと、どれも中途半端になって挫折するリスクが高まります。1つ取得して実務で活かし、その効果を実感してから次に進む。この方が確実に成果につながります。


これらは全て正しい知識があるだけで先へ進めます!


【まとめ】「スキルの証明」と「経営者としての信頼」、両方が揃って初めて一人前

ここまで、フリーランスが本当に稼げる資格21選と、その選び方をお伝えしてきました。

資格を取ることの本質は、「スキルアップ」ではなく「信頼の可視化」です。あなたはすでにスキルを持っている。でも、それを初対面のクライアントに信じてもらうのは難しい。そこで必要なのが、第三者機関が認めた「お墨付き」なんです。

私は長い間、「実力さえあれば資格なんて必要ない」と思っていました。でも現実は違った。どれだけ優れたスキルを持っていても、それを証明する手段がなければ、クライアントは不安を感じます。その不安が、案件獲得の大きな壁になっていたんです。

資格を取得してから、私の世界は変わりました。営業の成約率が上がっただけでなく、提案できる案件の幅が広がり、何より「プロフェッショナル」として自信を持って仕事ができるようになった。

そして、スキル系の資格だけでなく、個人事業経営士(CFQ)のような「経営基盤」を作る資格の重要性に気づきました。

デザイン、プログラミング、ライティング、マーケティング。これらは「商品」です。でも、その商品を適正価格で販売し、リスクを管理し、事業として継続させていく力がなければ、どれだけスキルがあっても長続きしません。

CFQで学べる税務・契約・経営の知識は、まさにフリーランスが「作業者」から「経営者」に変わるための土台です。この土台があって初めて、スキル系の資格が最大限に活きてくる。

もちろん、資格がすべてではありません。最終的にクライアントを満足させるのは、あなたの実力です。でも、その実力を発揮する機会を得るために、資格という「切符」が必要なことも事実なんです。

あなたの悩みは、「営業が苦手」ですか? それとも「単価が上がらない」ですか? もしくは「専門性を示したい」ですか? さらには「経営の基礎を固めたい」ですか?

どんな悩みであっても、この記事で紹介した21の資格の中に、あなたの課題を解決してくれるものが必ずあります。大切なのは、「いつか取ろう」ではなく、「今週中に申し込もう」という一歩を踏み出すこと。

私がおすすめする組み合わせは、「あなたの職種に特化したスキル系資格1つ」+「個人事業経営士(CFQ)1つ」です。これで、「何ができるか」と「どう事業を運営するか」の両方を証明できます。

資格取得にかかる費用は、数万円から数十万円。時間は数ヶ月から1年。でも、それによって得られる信頼、単価アップ、案件の幅の広がり、そして経営者としての基盤を考えれば、これほどコスパの良い投資はないと私は思います。

5年前の私に会えるなら、こう伝えたい。「悩んでいる暇があったら、今すぐ資格を取りなさい。そしてスキルだけじゃなく、経営の勉強もしなさい」と。でも5年前の私には会えないので、この記事を読んでくれたあなたに伝えます。

あなたの未来は、今日の行動から始まります。

私自身、様々な失敗を経験してきたからこそ、今は慎重に、でも自信を持って実務を進められるようになりました。「資格選びが不安…」「本当に役立つのか心配…」そんな悩みも、正しい情報と戦略を持つことで、大きな武器に変わります。

👉「個人事業経営士・CFQ」資格について詳しく知る