
こんにちは、フリーランスひかるです。
最近、クライアントさんから「AIが何でも答えてくれるから、もうホームページ作らなくてもいいんじゃない?」って言われたんですよ。
その瞬間、心臓がギュッとなりました。
いや、待って。それ、本気で言ってる?
AIに頼りすぎた先に待っている「飢餓」
想像してみてください。
「パンの定期宅配を申し込んだから、もう買いに行かなくていいや」
最初は「これは楽だね。実店舗いらないじゃん」って思うかもしれません。
でも、そんなことを皆がしたら「町中のパン屋」も次々と閉店してしまいます。
気づいたときには、世界中からパン屋が消えていた!!
これ、実は今のAIとホームページの関係に似ているんです。
AIは「情報を提供してくれる存在」だと思われがち。でも、AIって自分で情報を作り出しているわけじゃないんですよね。インターネット上にある膨大なホームページやブログ、記事から学習して、それを元に答えを返している。
つまり、AIはパン屋じゃなくて、配達員なんです。
パン(情報)を作っているのは、各地のパン屋(ホームページ)。AIはそれを集めて届けてくれる。
じゃあ、もし「AIがあるからパン屋はいらない」ってみんなが思って、パン屋が次々と閉店したら?
配達員は届けるパンがなくなって、結局誰もパンを食べられなくなる。
実際に体験した「情報の枯渇」
先月、ある専門的な業界情報を調べていたときのことです。
いつものようにAIに質問したら、返ってきた答えが明らかに古い。2023年の情報をもとに回答していたんです。
「あれ?」と思って、その業界の公式サイトを直接見に行ったら、2024年に大きな制度変更があって、情報が全く違っていました。
ゾッとしましたよ。
もし私がAIの回答だけを信じて、クライアントにアドバイスしていたら。間違った情報を伝えてしまって、信頼を失っていたかもしれない。
そのとき気づいたんです。AIは「最新の情報源」を必要としている。でも、その情報源であるホームページが更新されなくなったら、AIの回答はどんどん古くなっていく。
情報は生鮮食品と同じです。
鮮度が命。新鮮な情報がなければ、どんなに優秀な配達員(AI)でも、腐った食材しか届けられなくなるんです。
「対話」の裏側にある「データベース」の重要性
確かに、AIとの対話は便利です。
「おすすめのカフェは?」と聞けば、すぐに答えてくれる。でも、そのカフェの営業時間、メニュー、定休日、場所の詳細…これらの情報はどこから来ていると思いますか?
そう、カフェの公式ホームページです。
AIは対話のインターフェースであって、データベースそのものではありません。
私たちは「対話」という形式に魅了されて、その裏にある「データの源泉」を忘れかけている。
例えるなら、レストランでウェイターさんに料理を注文して、美味しく食べているとき。
ウェイターさんの接客は素晴らしいけれど、料理を作っているのはキッチンのシェフですよね。
もし「ウェイターさんがいるから、もうシェフはいらない」なんて言い出したら、明日から料理は出てきません。
「じゃあホームページいらないね」の先にある破滅
ここ数ヶ月、複数のクライアントから同じような相談を受けました。
「AIに聞けば済むし、ホームページの更新やめようかな」
その度に、私は必死で説明しています。
ホームページを放置するということは、あなたの会社の「公式な情報源」が消えるということ。AIがどれだけ進化しても、あなたの最新のサービス、価格、実績、想いは、あなたが発信しない限り誰にも伝わらない。
AIは魔法じゃありません。
あなたが情報を出さなければ、AIもあなたのことを正しく説明できない。
もっと怖いのは、間違った情報や古い情報をAIが学習してしまうこと。それを訂正する「正式な情報源」がなければ、誤情報が永遠に広がり続けます。
「餌場」がなくなれば、生態系全体が崩壊する
生態系を考えてみてください。
草原に草が生えている。その草を草食動物が食べる。その草食動物を肉食動物が食べる。
もし「草食動物がいるから草はいらない」って草原が全部コンクリートで固められたら?
草食動物は餓死し、肉食動物も消える。生態系全体が崩壊します。
インターネットも同じ。
ホームページやブログは「一次情報」という草原。AIは、その草原から情報を集めて届ける存在。
草原がなくなれば、AIも死ぬ。そして、私たちユーザーも正確な情報を得られなくなる。
これって、誰も得しないんですよ。
「公式データベース」としてのホームページの価値
じゃあ、これからホームページはどうあるべきか?
私が出した答えは、**「ホームページは公式データベースとして絶対に必要」**ということ。
AIとの対話は入り口。でも、最終的に信頼できる情報にたどり着くためには、公式のホームページが不可欠です。
実際、私自身もAIを使いながら仕事をしていますが、最終確認は必ず公式サイトで行います。
なぜか?
AIは「おそらくこうだろう」という確率で答えを出すけれど、公式サイトは「確実にこうです」と断言してくれるから。
この違いは大きい。
企業や個人が今すべきこと
今、私たちがすべきことは明確です。
ホームページを「AIの餌場」として放棄するのではなく、「公式な情報の発信源」として育てること。
AIに食べさせる新鮮な情報を、継続的に提供し続けること。
そして、AIが間違った情報を広めたときに、「正しくはこうです」と訂正できる場所を持つこと。
私のクライアントの中には、AIの登場で焦ってホームページを閉鎖しようとした方もいました。でも今では、むしろホームページの情報を充実させて、AIにも正しく理解してもらえるよう工夫しています。
結果、AIからの流入も増えているんです。
AIとホームページは敵じゃない。むしろ、最強のパートナーになれる。
AIとホームページの「共生」という未来
私が描いている未来は、こんな感じです。
ユーザーがAIに質問する。AIが複数の情報源から答えを集めて、わかりやすく説明する。でも同時に、「詳しくは公式サイトへ」とリンクを提示する。
ユーザーは公式サイトで最新情報を確認し、納得して行動する。
そして、その公式サイトは定期的に更新され、AIも常に新しい情報を学習できる。
これが、健全な情報の循環です。
どちらか一方だけでは成り立たない。両方が必要なんです。
「死んだ」なんて誰が決めたんだろう
「ホームページは死んだ」
この言葉を聞くたび、私は少しだけ悲しくなります。
死んでなんかいない。形を変えて、役割を進化させているだけ。
かつてホームページは「情報を届ける場所」でした。
今、ホームページは「信頼できる情報の源泉」になろうとしている。
AIの時代だからこそ、公式な情報を発信し続けるホームページの価値は高まっている。
私はそう信じています。
よくある疑問と誤解(Q&A)
Q1. AIがあれば、ホームページの作成や更新は不要なんじゃないですか?
A:👉いい質問ですね。でも、ちょっと待ってください。
AIは「過去の情報」から学習して答えを出しています。つまり、あなたがホームページを更新しなければ、AIは古い情報しか知らないまま。
例えば、あなたの会社が新サービスを始めたとします。でもホームページに載せなかったら、AIは「この会社にはそんなサービスはない」と判断してしまう。せっかくのチャンスを逃すことになりますよね。
ホームページの更新は、AIに「正しい最新情報」を教えるための作業。むしろ、AI時代だからこそ更新が重要なんです。
Q2. SNSだけで情報発信すれば十分じゃないですか?
A:👉SNSは確かに便利です。私も使っています。
でも、SNSには致命的な弱点があります。それは「情報が流れていく」こと。
昨日投稿した内容を、1週間後に探すのって大変じゃないですか? しかもSNSのアルゴリズムは頻繁に変わるし、アカウントが凍結されるリスクもある。
一方、ホームページは「永続的な情報の保管庫」です。
いつでも見られる、確実にアクセスできる、あなたがコントロールできる。これが公式データベースとしての強みなんです。
SNSとホームページ、両方を使い分けるのがベスト。SNSは「入り口」、ホームページは「本拠地」として機能させましょう。
Q3. ホームページを作るのにお金をかける価値はありますか?
A:👉これ、本当によく聞かれます。
正直に言いますね。安く済ませようと思えば、無料のツールでもホームページは作れます。
でも、「公式データベース」として機能させるなら、ある程度の投資は必要です。
なぜか?
見やすさ、信頼性、SEO対策、セキュリティ…これらが整っていないと、ユーザーもAIも「信頼できる情報源」として認識してくれないから。
私がいつもクライアントに伝えているのは、「ホームページは経費じゃなくて、資産」ということ。
一度しっかり作れば、24時間365日、あなたの代わりに働いてくれます。広告費を毎月払い続けるより、よっぽどコスパがいい投資だと思いませんか?
【まとめ】
まとめ:結局、ホームページは必要なんです
長々と書いてしまいましたが、伝えたいことはシンプル。
AIは便利。でも、AIが学ぶための「情報の源」がなければ、AIも役に立たなくなる。
その源こそが、あなたのホームページなんです。
「対話」が主役の時代でも、その裏には必ず「データベース」が必要。
だから、ホームページを諦めないでください。
更新し続けてください。
あなたの発信が、AIを育て、未来のユーザーを助けます。
そして何より、あなた自身のビジネスを守ります。
AIとホームページ、両方を大切にする。
それが、これからの時代を生き抜く鍵だと、私は確信しています。

CFQ・個人事業経営士保持者。
Web制作・マーケティングの現場から、リアルな情報をお届けしています。
よくある疑問と誤解(Q&A)

