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批判しかしないPMに本気でキレた話 – 建設的な関係を築く方法

こんにちは、フリーランスのひかるです。

あなたも経験ありませんか?会議で何を提案しても「それは現実的じゃない」「予算が合わない」と批判ばかりするPM。
こちらがアイデアを出しているのに、代案は一切なし。

そんな環境で働いていると、だんだんやる気が削がれていきますよね。

実は私も3ヶ月前まで、まさにそんな状況にいました。今日は、その体験談と解決策をお話しします。同じように悩んでいるフリーランスの方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

第1章:批判だけのPMとの出会い – 地獄の始まり

中堅EC企業のサイトリニューアル案件でした。予算も適正で、メンバーも5人の良いバランス。
PMのIさんは大手SIer出身で経歴も申し分なく、最初は期待していました。

ところが、週1の定例会議が始まると様子が一変しました。

デザイナーの田中さんが「ユーザビリティ向上のためにこんなUIはどうでしょう?」と提案すると、Iさんは即座に「それは現実的じゃないですね。工数がかかりすぎます」と却下。

フロントエンドの佐藤さんが「パフォーマンス改善のためにこの技術を使ってみませんか?」と提案すると「予算が合いません。もっと安い方法を考えてください」。

私が「ユーザー体験を考えると、この機能があった方がいいと思うんですが」と言うと「それは仕様にありません。勝手に機能を追加しないでください」。

毎回、毎回、同じパターンでした。

最初は建設的な議論ができると思っていたメンバーも、だんだん発言しなくなりました。
会議室の空気は重く、創造性が死んでいくのを感じました。

第2章:我慢の限界 – 「管理が専門」という言い訳

2ヶ月が過ぎた頃、クライアントから「ユーザーの離脱率が高い」というフィードバックが来ました。
これは明らかに改善が必要な課題でした。

田中さんが他社事例も調べて、データに基づいた詳細な改善案を提示しました。
佐藤さんも「技術的に実装可能で、パフォーマンスへの影響も最小限」とフォローしました。

でもIさんの反応は相変わらず。「工数がかかりすぎる」「予算がない」の一点張りです。

私がついに「何か代案はありますか?」と直接聞いたとき、Iさんが言った言葉が忘れられません。

「いや、僕はマネジメントが専門だから…アイデア出しはみんなの仕事でしょ?」

その瞬間、私の中で何かが弾けました。
マネジメントが専門?それなら、スケジュール管理は?品質管理は?チーム管理は?何一つできていないじゃないか、と。

PMの役割は批判することではなく、チームを良い方向に導くことのはず。
でも、Iさんからは建設的なアイデアを一度も聞いたことがありませんでした。

第3章:決断の時 – 契約終了という選択

もう限界でした。このままではスキルが下がるし、何より創造性が死んでしまう。

翌日、エージェントに連絡して契約終了の意向を伝えました。
理由は「プロジェクトマネジメントの方針と合わない」としました。

エージェントから詳しく聞かれたので正直に話すと「あー…実は、そのPMさんについては他からも似たような話を聞いてまして…」という反応でした。

私だけではなかったのです。

フリーランスにとって、スキルの停滞は致命的です。
「どうせ批判されるから無難なことしかやらない」という思考に陥ると、市場価値がどんどん下がっていきます。

だからこそ、最低なPMとは距離を置く決断をしました。

第4章:希望の光 – 優秀なPMとの出会い

その後、新しいプロジェクトに参画しました。
今度のPMは30代後半の女性、山田さんです。

初回会議でメンバーがアイデアを出すと、山田さんは「面白いですね!ただ、予算の制約があるので、こんなアプローチはどうでしょう?」と応えました。

批判ではなく、発展させてくれたのです。

ダメな理由を並べるのではなく、どうやったら実現できるかを一緒に考えてくれる。
制約があっても、その中でベストな解決策を見つけようとする姿勢。

このプロジェクトは大成功でした。メンバー全員が積極的にアイデアを出し、クライアントも大満足。私自身も新しい技術を学ぶことができました。

何をすれば良いPMと働けるのか?そのメリットとは

事前に見極めるポイント

1. 初回面談での質問内容をチェック 良いPMは「どんな技術に興味がありますか?」「過去のプロジェクトで工夫した点は?」など、あなたの強みを引き出そうとします。

2. 過去のプロジェクト事例を聞く 具体的な改善事例や、困難をどう乗り越えたかを語れるPMは信頼できます。

3. エージェントからの情報収集 複数のエージェントに、そのPMの評判を聞いてみましょう。

良いPMと働くメリット

スキルアップが加速する 建設的なフィードバックにより、技術力が向上します。新しいチャレンジも支援してもらえます。

ストレスが激減する 批判ではなく協力的な関係により、精神的な負担が大幅に軽減されます。

市場価値が向上する 質の高いプロジェクト経験により、より良い案件が舞い込むようになります。

今すぐできる具体的な行動

1. 現在の状況を客観視する

  • PMからの批判が建設的か破壊的かを判断
  • チーム全体の士気を観察
  • 自分の成長が止まっていないかをチェック

2. 改善のための対話を試みる

  • 「より良い方法があれば教えてください」と具体的に質問
  • 1週間様子を見て変化がなければ次のステップへ

3. エージェントに相談する

  • 状況を正直に説明
  • 他のプロジェクトへの移行を検討

4. 契約終了の準備をする

  • 引き継ぎ資料の整備
  • 次の案件の確保

Q&A:よくある疑問・誤解

Q: 契約途中で抜けるとエージェントからの評価が下がりませんか?
A: 正当な理由があれば理解してもらえます。むしろ問題のあるPMの情報は貴重です。

Q: 私の提案力が足りないだけでは?
A: 良いPMなら、不完全な提案でも建設的にブラッシュアップしてくれます。

Q: 批判されるのも成長のうちでは?
A: 建設的な批判と破壊的な批判は別物です。代案のない批判は成長につながりません。

Q: PMに直接改善を求めるのは角が立ちませんか?
A: 「より良いプロジェクトにしたい」という前向きな姿勢で伝えれば問題ありません。

Q: 新人フリーランスでも強く出て大丈夫?
A: 自分のキャリアを守ることは、経験に関係なく重要です。丁寧に、しかし毅然とした態度で。

CFQ公式参考書で学ぶプロジェクトマネジメント

実は、優秀なPMの判断基準を学ぶために、私は「CFQ公式参考書」を読みました。この書籍には、真のプロジェクトマネジメントとは何かが体系的にまとめられています。

特に印象的だったのは「PMの役割は問題を指摘することではなく、解決策を見つけること」という一文でした。まさに私がIさんとの関係で感じていた違和感の正体でした。

書籍では、建設的なフィードバックの方法や、チームの創造性を引き出すテクニックも詳しく解説されています。フリーランスとして、どんなPMが真に優秀なのかを見極める目を養うのに役立ちます。

良いPMと働きたいなら、まず私たち自身が「良いPMとは何か」を理解することが大切だと実感しました。

まとめ:あなたには選ぶ権利がある

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

もしかすると、今この文章を読んでいるあなたも、批判ばかりのPMに悩まされているかもしれませんね。「もう少し我慢すれば…」「次は改善されるかも…」そんな風に思っているのではないでしょうか。

でも、忘れないでください。あなたには選ぶ権利があります。

フリーランスの最大の強みは、働く環境を自分で選べることです。最低なPMに振り回されて、大切な時間とスキルを無駄にする必要はありません。

私は今、とても良い環境で働いています。毎日が学びの連続で、チームメンバーとも建設的な関係を築けています。あの時、勇気を出してIさんのプロジェクトから離れて本当に良かったと思います。

あなたの才能は、正しく評価してくれる環境でこそ輝きます。批判ばかりの暗い会議室から、創造性あふれる明るいプロジェクトへ。

その第一歩を踏み出すのは、今日かもしれません。

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まとめ:自信が「信頼」につながる

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