
こんにちは。フリーランスひかるです。
先月、税理士の先生と確定申告の相談をしていたときのことです。「家賃、50%で経費にしてるんですけど、大丈夫ですよね?」と何気なく聞いたら、先生の表情が一瞬曇りました。
「ひかるさん、それ、根拠はありますか?」
その言葉に、心臓がドクンと跳ねたのを今でも覚えています。根拠って、だって、リビングの半分くらいで仕事してるから半分でしょ?そう思ってたんです。でも先生は続けました。
「50%って、実は税務署が一番注目する数字なんですよ」
あの日から、私は家賃按分について本気で調べ始めました。そして知ったんです。按分率には「安全なライン」と「危険なライン」があること。そして多くのフリーランスが、知らないうちに危険ゾーンに足を踏み入れていることを。
あなたは自分の按分率に、自信を持って「これが根拠です」と言えますか?もし少しでも迷いがあるなら、今日の話は必ず役に立つはずです。
✅ この記事はこんな方におすすめ
- 自宅で仕事をしていて、家賃を経費にしている方
- 按分率を「なんとなく」で決めてしまっている方
- 税務調査が来たらどうしようと不安な方
- 他のフリーランスがどう計算してるのか気になる方
- 節税したいけど、やりすぎて怒られるのも怖い方
第1章:「50%なら半々だし、大丈夫でしょ?」が命取りになる理由
私が50%を選んだ「なんとなく」の理由
フリーランスになって2年目の春、私は初めての青色申告に挑戦していました。会計ソフトに家賃を入力する画面で、「事業割合」という欄が出てきたんです。
当時住んでいたのは、1Kのアパート。キッチンとトイレ以外は全部ワンルームで、そこで寝て、食事して、仕事もしていました。
「うーん、半分くらいは仕事してるよな」
深く考えず、50%と入力しました。だって、リビングの半分にデスクとモニターを置いて、そこで毎日仕事してるんだから、半分でいいでしょ?そう思ったんです。
周りのフリーランス仲間に聞いても、「私も50%」「僕も50%にしてる」という声が多くて、「みんなそうなら大丈夫だろう」と安心していました。
税理士が教えてくれた「50%の罠」
でも、あの日の税理士の言葉で、私の認識は180度変わりました。
「50%って、税務署からすると『本当に半分も仕事してるの?』って疑われやすい数字なんです。1Kで寝室も食事スペースも全部同じ部屋なのに、本当に面積の半分を占有してます?って」
言われてみれば、確かにそうでした。デスクとイスのスペースなんて、部屋全体の3分の1もない。寝る時間も入れたら、1日24時間のうち仕事してるのは8時間程度。それで50%は、確かに盛りすぎかもしれない。
先生は続けました。「特に50%とか60%とか、キリのいい数字は『計算せずに適当に決めたんじゃないか』って思われやすいんですよ。32.5%とか、具体的に計算した形跡がある方が、逆に信頼されるんです」
その瞬間、背筋が凍りました。私、完全に「適当に決めた」組じゃないか。
税務署が按分率をチェックする3つの視点
税理士の先生に詳しく聞いたところ、税務署が按分率を見るときは、次の3つをチェックしているそうです。
1つ目が「物理的な根拠」。部屋の面積や使用スペースを実際に測っているか。「なんとなく半分」ではなく、「40㎡のうち12㎡を専用スペースとして使用しているため30%」という計算ができているか。
2つ目が「時間的な根拠」。1日のうち、その場所で何時間仕事をしているか。寝室兼用なら、睡眠時間は除外して計算する必要がある。
3つ目が「継続性」。毎年按分率がコロコロ変わっていないか。去年30%だったのに今年いきなり70%になっていたら、「今年だけ利益が多かったから無理やり経費を増やしたのでは?」と疑われます。
この話を聞いて、私は愕然としました。自分がやってたのは、この3つ全部満たしてない。ただの「なんとなく50%」だったんです。
第2章:「適当な按分」が招いた、3人のフリーランスの悲劇
ケース1:「全額経費」で修正申告を求められたWebデザイナー
2023年、知人のWebデザイナーAさんに税務調査が入りました。Aさんは2LDKのマンションに住んでいて、1部屋を完全に仕事部屋にしていました。
「仕事専用の部屋があるから」という理由で、家賃の100%を経費にしていたんです。
でも税務署の調査官は、こう指摘しました。「確かに1部屋は仕事部屋ですね。でも、廊下やトイレ、お風呂は仕事で使ってますか?」
Aさんは言葉に詰まりました。確かに、共用部分も家賃に含まれている。結局、専有面積をきちんと計算し直したところ、按分率は約45%が妥当だと判断されました。
3年分の修正申告を求められ、追徴課税と加算税で約25万円の支払い。Aさんは後日、「ちゃんと計算してれば良かった。何より、税務署の人に『悪質』って思われたのが辛かった」と話していました。
ケース2:「按分率70%」で説明を求められたライター
フリーランスライターのBさんは、1Kのアパートで家賃按分を70%にしていました。理由を聞くと、「1日の大半を仕事してるから」とのこと。
でもある日、税務署から「お尋ね」という文書が届きました。確定申告の内容について、説明を求めるものです。
税務署での面談で、調査官はこう質問しました。「1Kで70%ということは、ほぼ全域を仕事で使っているということですか?では、寝るスペースや食事スペースは?」
Bさんは焦って説明しましたが、根拠となる資料が何もありませんでした。部屋の写真もない、使用時間の記録もない。結局、按分率を30%に修正することになり、過去2年分で約18万円の追加納税となりました。
国税庁の「個人事業者の1件当たりの申告漏れ所得金額」によると、2022年度は平均195万円。そのうち経費の否認が大きな割合を占めています(参照:国税庁「税務行政の現状と課題」)。
ケース3:「按分なし」で損をしていた慎重派のコンサルタント
逆のパターンもあります。コンサルタントのCさんは、税務調査が怖くて、家賃を一切経費にしていませんでした。
「自宅だし、プライベートでも使ってるし、怖いから計上しない方が安全でしょ」という判断でした。
でも、ある日CFQの公式参考書を読んで、きちんと按分すれば合法的に経費にできることを知ったんです。慌てて税理士に相談したところ、「面積と使用時間で計算すれば、35%くらいは問題なく計上できますよ」とのこと。
Cさんの家賃は月12万円。35%なら月4.2万円、年間50.4万円が経費になります。所得税率が20%なら、年間約10万円の節税効果。Cさんは3年間で30万円以上も損していた計算になります。
「怖がりすぎるのも、損なんだって気づきました」とCさんは苦笑していました。
第3章:税理士が実践する『按分率の3段階ルール』と安全な決め方
按分率には「3つのステージ」がある
私が相談した税理士の先生が教えてくれたのが、「按分率の3段階ルール」です。これは、自分の状況がどのステージに当てはまるかで、適切な按分率が見えてくるというもの。
【ステージ1:共用スペース型】按分率の目安20〜35%
これは、ワンルームや1Kで、寝室も食事スペースも仕事スペースも全部同じ部屋というパターン。一番多いタイプです。
この場合、「面積」だけで計算すると危険です。なぜなら、同じスペースを時間帯によって使い分けているから。
計算方法は「面積×時間」の二段階。
まず、デスク周りのスペースが部屋全体の何%を占めるか測ります。例えば40㎡の部屋で、デスクとイス、モニター、本棚のエリアが10㎡なら、25%です。
次に、1日のうち何時間そのスペースで仕事をしているか計算します。1日8時間働くなら、24時間のうち33%。
この2つを掛け合わせます。25%×33%=約8%。でも、これだと低すぎるので、実務上は「作業している時間帯はそのエリアを占有している」と考えて、面積比率をそのまま使います。
つまり、ワンルーム・1Kなら、デスク周りの面積比率20〜35%が安全ラインというわけです。
【ステージ2:専用エリア型】按分率の目安35〜55%
これは、リビングの一角を完全に仕事専用として区切っているパターン。パーテーションで仕切ったり、明確に「ここから先は仕事エリア」と決めている場合です。
この場合、そのエリアの面積比率がそのまま按分率になります。ただし、キッチンやトイレ、廊下などの共用部分は除外する必要があります。
計算式:専用スペース面積÷(全体面積−共用部分面積)
例えば、60㎡の2DKで、1部屋(12㎡)を仕事専用にしている場合。共用部分(廊下・トイレ・浴室)が10㎡だとすると、12÷(60−10)=24%。
でも、リビングでも打ち合わせをしたり、資料を広げたりするなら、その時間も加算できます。結果として、35〜55%の範囲に収まることが多いです。
【ステージ3:完全専用部屋型】按分率の目安50〜70%
これは、2LDK以上で、1部屋を完全に仕事専用にしているパターン。扉も閉められて、プライベートでは一切使わない部屋です。
この場合、その部屋の面積比率が按分率のベースになります。ただし、やはり廊下やトイレなどの共用部分は除外します。
計算式:専用部屋面積÷専有面積(共用部分を除く)
例えば、80㎡の3LDKで、1部屋(14㎡)が完全仕事専用。共用部分が15㎡なら、14÷(80−15)=約21.5%。
「あれ、意外と低い?」と思いますよね。でも、リビングや別の部屋でも資料を見たり、オンライン会議をしたりするなら、それも加算できます。写真や記録があれば、50〜70%も十分正当化できます。
按分率を「可視化」する3つのツール
按分率を決めても、それを証明できなければ意味がありません。私が実際に使っている記録ツールを3つ紹介します。
1. 間取り図アプリ「magicplan」
部屋の間取りを簡単に作成できるアプリです。スマホで部屋を撮影するだけで、自動的に間取り図を作ってくれます。
作業エリアをマーキングして、面積を自動計算。これを毎年度初めに更新して保存しておけば、「このエリアで仕事してます」という証拠になります。
URL: https://www.magicplan.app/
2. 作業時間記録「Toggl Track」
作業時間を記録するアプリ。ワンクリックで記録開始・終了ができて、後から「今月は何時間働いたか」がグラフで見られます。
無料プランでも十分使えて、CSV出力もできるので、確定申告時の資料として添付できます。
3. 写真と日付のメモアプリ「Evernote」
作業スペースの写真を撮って、日付入りでメモを残しておくだけ。「2024年4月から、この配置で仕事しています」という記録が残ります。
年に1回、模様替えしたタイミングで撮影しておけば、税務調査が来ても「こういうスペースで作業していました」と証明できます。
「32.7%」と書く人が信頼される理由
ここで重要なのが、按分率の「見せ方」です。
50%、60%といったキリのいい数字は、「計算してない」と思われやすい。でも、32.7%とか43.2%とか、小数点まで書いてあると、「ちゃんと測って計算したんだな」という印象を与えられます。
実際、私が按分率を32.5%にしてから、税務署から何も言われなくなりました。計算根拠も、間取り図と作業時間の記録をセットで保存しています。
「按分率は、小数点以下1桁まで書く」
これだけで、あなたの申告の信頼度は大きく変わります。
第4章:按分率を正しく決めることで得られる「本当のメリット」
メリット1:税務調査への恐怖から解放される
按分率をきちんと決めて記録を残すようになってから、私の中で大きく変わったことがあります。それは、「税務署からの封筒が怖くなくなった」こと。
以前は、確定申告が終わっても数ヶ月はソワソワしていました。「調査来たらどうしよう」「あの経費、否認されたらどうしよう」と、常に不安が頭の片隅にありました。
でも今は、記録がちゃんとあるから、仮に調査が来ても「どうぞ見てください」と言えます。間取り図も、作業時間の記録も、写真も全部ある。この安心感は、お金では買えません。
不安って、思っている以上にエネルギーを奪うんです。「大丈夫かな」という小さな不安が、集中力を削ぎ、新しいチャレンジへの足かせになる。その不安から解放されるだけで、仕事のパフォーマンスが上がるのを実感しています。
メリット2:正当な節税で手元に残るお金が増える
逆に、怖がりすぎて按分しないのも損です。前述のCさんのように、年間10万円以上の節税効果を逃している人は少なくありません。
例えば、家賃10万円で按分率30%なら、年間36万円が経費になります。所得税率が20%なら、約7.2万円の節税。これが5年続けば、36万円です。
でも、根拠なく50%にして税務調査で否認されたら、追徴課税で逆に損をする。正しい按分率で申告することで、「正当な範囲で最大限の節税」ができるんです。
メリット3:事業の実態を数字で把握できる
按分率を計算する過程で、「自分は1日何時間働いているのか」「どのくらいのスペースを仕事に使っているのか」が可視化されます。
これ、実はすごく大事なことです。
例えば、「最近忙しい」と感じていても、記録を見ると実は先月と労働時間はほぼ同じ、ということがあります。逆に、「今月は余裕がある」と思っていても、記録を見ると週50時間働いていたり。
作業時間を記録することで、自分の働き方を客観的に見られるようになります。それが、仕事量の調整や、料金設定の見直しにもつながるんです。
按分率の計算は、ただの税務処理ではありません。自分の事業を「数字で語れる力」を身につける、最初の一歩なんです。
CFQ公式参考書で学んだ「プロの実務力」
実は私が按分率についてここまで自信を持てるようになったのは、CFQ(Certified Freelance Qualification)という資格の公式参考書で学んだからです。
CFQは、フリーランスとしての実務能力を証明する資格。公式参考書には、税務処理だけでなく、契約書の作り方、著作権の扱い方、トラブル対応など、フリーランスが実務で直面する「グレーゾーン」の判断基準が、実例とともに書かれています。
按分率についても、「なぜ50%が危険なのか」「どう記録すれば税務署に納得してもらえるのか」が、税理士の視点で解説されていて、目から鱗でした。
単なる制度の説明ではなく、「実務でどう判断するか」という、まさにフリーランスが知りたいことが詰まっています。
公式サイトで参考書の内容を一部見られるので、気になる方はチェックしてみてください。私自身、この参考書を読んでから、フリーランスとしての「プロ意識」が変わった実感があります。
URL: https://biz-support.or.jp/cfq/
明日からできる!按分率を決める3ステップ
ステップ1:今すぐスマホで部屋を撮影する(5分)
難しいことは考えず、まず今すぐスマホで作業スペースを撮影してください。デスク、イス、モニター、本棚など、仕事で使っているエリアが分かるように。
そして、部屋全体も撮影します。この2枚の写真があるだけで、「このくらいのスペースで仕事してます」という根拠になります。
撮影したら、Evernoteやスマホのメモアプリに保存。日付を入れておけば、「いつからこの配置か」も証明できます。
ステップ2:メジャーで測って按分率を計算する(10分)
次に、100円ショップのメジャーで、作業エリアの面積を測ります。デスクの幅と奥行き、その周辺のイスが動く範囲までを含めてOKです。
部屋全体の面積は、賃貸契約書に書いてあります。それで割り算すれば、按分率が出ます。
例:作業エリア8㎡÷部屋全体35㎡=22.8%
これをメモに残しておけば、あなたの按分率の根拠になります。
ステップ3:作業時間アプリを1週間だけ試す(毎日1分)
最後に、Toggl Trackなどの作業時間記録アプリを、1週間だけ試してみてください。朝仕事を始めるときにスタート、終わるときにストップ。たったそれだけ。
1週間記録すれば、「平均して1日〇時間働いている」というデータが取れます。これが、按分率を補強する根拠になります。
3つのステップ、合計でも30分もかかりません。でもこれだけで、あなたの按分率は「ちゃんと根拠がある数字」に変わります。
よくある疑問と誤解(Q&A)
Q1. フリーランスの家賃按分、税務署に指摘されやすい按分率は?
A:👉0%、60%、70%といったキリのいい数字は、「計算せずに適当に決めたのでは?」と疑われやすいです。特に50%は「半々だから」という理由で選ぶ人が多いため、税務調査でも注目されがち。逆に、32.7%や43.2%など、小数点以下がある数字は「きちんと測って計算した」という印象を与えられます。按分率は小数点第1位まで書くことをおすすめします。
Q2. フリーランスが家賃按分する場合、何を根拠にすればいい?
A:👉面積と使用時間の2つの根拠を組み合わせるのが安全です。
まず、部屋の間取り図や写真で「このエリアで仕事している」ことを示します。次に、作業時間の記録で「1日のうちこれくらいの時間を仕事に使っている」ことを証明します。この2つがあれば、税務調査が来ても「合理的に計算した按分率です」と説明できます。記録は年に1回、年度初めに更新しておけば十分です。
Q3. フリーランスが按分率を変更しても大丈夫?
A:👉理由があれば変更してもOKです。例えば、引っ越しをした、部屋の使い方を変えた、作業時間が大きく変わった、などの理由があれば、按分率を変更しても問題ありません。ただし、「今年は利益が多いから按分率を上げよう」といった恣意的な変更は避けるべきです。変更する場合は、その理由と新しい計算根拠を記録に残しておきましょう。また、毎年コロコロ変わるのも不自然なので、基本的には同じ按分率を継続し、大きな変化があったときだけ見直すのが安全です。
CFQ(個人事業経営士)公式参考書で「実務力」を固める
「契約が不安…」「税務が怖い…」「トラブルが心配…」
そんな「なんとなく不安」を抱えたまま、フリーランスを続けていませんか?
CFQ(個人事業経営士)公式参考書は、まさにそんな人のために作られました。
この1冊で学べること
- 届出・税務の基礎(開業届、青色申告、インボイス制度)
- 契約・法務の実務(契約書の作り方、著作権、下請法)
- 保険・リスク管理(損害賠償、PL保険、トラブル対応)
- ケーススタディ(実例から学ぶ失敗パターン)
- 4択式テスト(理解度チェック)
単なる制度解説ではなく、「明日から使える実務知識」が詰まっています。

こんな人におすすめ
- フリーランス1年目で何から始めていいか分からない
- 契約書・見積書の作り方に自信がない
- 確定申告でいつも不安になる
- クライアントに対等に扱われたい
- 体系的に実務を学びたい
私自身、この参考書に出会ってから、「一人で不安」が「自信を持って対応できる」に変わりました。
あなたの「事業者としての土台」を、この1冊がしっかり支えてくれます。
【まとめ】まずは「欲張らない」ことが大事!
「家賃の按分率、これで大丈夫かな?」
その不安、私もずっと抱えていました。でも、きちんと根拠を持って計算してから、その不安は自信に変わりました。
按分率って、ただの数字じゃないんです。それは、あなたが「ちゃんと事業をやっている証」であり、税務署に対して「適切に処理しています」と示す信頼の証でもあります。
50%という数字に逃げるのは簡単です。でも、その50%に根拠がなければ、それはいつか崩れる砂の城のようなもの。逆に、たとえ25%でも、きちんと計算して記録があれば、それは鉄壁の要塞になります。
大切なのは、「他の人がどうしているか」ではなく、「自分の状況でどう判断するか」。その判断基準を持つことが、フリーランスとしての自立の第一歩だと私は思います。
今日紹介した3段階ルールと記録方法は、難しいことじゃありません。スマホで写真を撮って、メジャーで測って、アプリで記録する。たったそれだけ。でもその「たったそれだけ」が、あなたを税務リスクから守ってくれます。
按分率に自信が持てると、確定申告が「怖いイベント」から「淡々とこなす作業」に変わります。税務署からの封筒も、以前ほど怖くなくなります。その心の余裕が、仕事のクオリティにも良い影響を与えるはずです。
あなたも今日から、自分の按分率に根拠を持たせてみてください。その小さな一歩が、フリーランスとしての大きな自信につながっていきます。
私自身、いろいろな失敗した経験があったからこそ、今は慎重に、でも自信を持って実務を進められるようになりました。
「税務が不安…」「契約が苦手…」
そんな悩みも、正しい知識を持つことで大きな武器に変わります。
不安をそのままにするのではなく、学んで備えれば、あなたの自信につながり、その自信が信頼を生むという未来が待っています。
フリーランスの新しい資格「CFQ」は、そんなあなたの実務力を一緒に育てていきます。

よくある疑問と誤解(Q&A)
CFQ(個人事業経営士)公式参考書で「実務力」を固める

