
この記事は、フリーランス実務資格「個人事業経営士・CFQ」監修のもと作成しています。
こんにちは。フリーランスひかるです。
「副業を始めたのに、なぜか本業のときより疲れている…」そう感じたことはありませんか?
私も副業を始めた当初、毎晩22時から1〜2時間だけデスクに向かっていました。でも気づいたら、副業の締め切りに追われながら本業のミスが増えて、どっちも中途半端になっていた。あの頃の焦りは、今でも忘れられません。
副業と本業を両立できている人と、うまくいかない人。この差は「やる気」でも「時間の長さ」でもなく、時間管理の「ある抜け穴」を知っているかどうかだと気づいたのは、失敗を繰り返した後のことでした。
この記事では、私の実体験をもとに「両立できる人の時間管理の共通点」と、今日からすぐ使えるスケジュール管理のコツをお伝えします。
✅ この記事はこんな方におすすめ
- 副業を始めたけど、本業との両立に行き詰まりを感じている方
- 時間管理の方法を調べたものの、どれも続かなかった方
- 「なんとなくこなす」から「仕組みで動く」副業スタイルに変えたい方
この記事の監修者フリーランスひかる
フリーランス歴10年超。
報酬未払い、契約トラブル、ブラッククライアント案件…いろんな修羅場を経験してきました。
「あの時知ってさえいれば…」という後悔をバネに、フリーランスの人が同じ失敗をしないよう、自分の身を守る知識と、今日からできる対処法をお伝えします。
※フリーランス実務資格「個人事業経営士・CFQ」監修
「本業終わりの2時間」が崩壊する瞬間
副業をする人のほとんどが、最初は「本業が終わった後の時間でやればいい」と考えます。私もそうでした。でも実際には、退勤後のその2時間が一番脆い時間帯だったりする。
当時のある夜を思い出すと、こんな感じでした。19時に帰宅して、ご飯を食べてシャワーを浴びる。気づいたら21時。「よし、今日こそやるぞ」とパソコンを開くけど、頭の中にはまだ本業の会議の残像が残っていて。
「何から手をつければいいか」を考えているうちに30分が過ぎて、結局その日は何も進まずに終わる。翌朝、副業の締め切りが迫っていることに気づいて焦る——このサイクルを何週間も繰り返していました。
これは私だけの話ではありません。副業を始めた多くの方が「時間はある、でも動けない」という状態を経験しています。問題は意志力ではなく、構造にあります。
やらかしパターン① 「タスクを決めずに机に向かう」
「今日は副業の時間を確保した!」と意気込んでデスクについても、具体的な作業が決まっていないとほぼ確実にスマホをいじって終わります。疲れた状態の脳は、判断を嫌います。「今日何をするか」を決めるのすら、すでに消耗しているのです。
やらかしパターン② 「土日にまとめてやろう」という先送り」
平日は「週末にやる」と思って先送りし、週末は「週末くらい休みたい」という気持ちが勝る。この繰り返しで、月1〜2万円を稼ぐはずだった副業がゼロのまま3ヶ月が過ぎた、という話は珍しくありません。時間管理のコツを知らないと、こういうことになります。
独学タイムマネジメントの失敗例
「時間管理 副業 コツ」で検索して、ポモドーロテクニックを試したり、タスク管理アプリを入れてみたり。最初は新鮮で続くんですよね。でも2〜3週間で飽きてしまい、アプリだけが増えていく。
失敗する一番の原因は、「方法論だけ変えて、仕組みを変えない」ことです。どんな手法も、自分の生活リズムや仕事の性質に合っていないと機能しません。
スケジュール帳に書いたのに何も動かなかった理由
副業を始めて2ヶ月目のとき、私は週の予定を全部手帳に書きました。月曜:記事1本、火曜:SNS投稿、水曜:クライアント返信…。でも実際には、本業の残業が入ったり、体調が崩れたりして、週の後半には予定が総崩れになっていた。
「計画を立てる」ことと「計画を実行させる仕組みを作る」ことは、まったく別の話だと気づいたのはその後のことでした。
「忙しいと副業が止まる」という負のループ
本業が繁忙期に入ると副業の時間がゼロになり、閑散期になっても「また止まるだろうから始めても無駄」という心理が働いてしまう。本業と副業を両立できない人の多くが、このパターンにはまっています。
大切なのは、忙しいときでも「最低ラインだけ守れる仕組み」を持っておくことです。ゼロにしないための設計が、長期的な両立を可能にします。
※参考:厚生労働省「副業・兼業の促進に関するガイドライン」では、副業を始める際の健康管理や時間管理の重要性が明記されています
両立できる人の「抜け穴」を知る|コピペで使えるスケジュール管理テンプレ
副業と本業を両立できている人の時間管理を観察すると、共通するパターンがあります。それは「決断をできる限り前倒しにしている」という点です。
「今日の副業時間に何をするか」を、その日の夜に考えない。前日の夜か、朝の5分で決めておく。これだけで、疲れた状態での「今日どうしよう」という消耗がなくなります。
コピペで使える!週次スケジュールテンプレ(副業×本業両立版)
【週次スケジュールテンプレ:コピペ用】
月曜 前週の振り返り+今週の副業タスクリスト作成(15分)
火〜木 メインタスク1つのみ実行(60〜90分、残業があれば30分に縮小OK)
金曜 翌週への引き継ぎメモを書く(10分)
土曜 まとまった作業が必要な場合のみ(最大3時間まで)
日曜 完全休息日(副業ゼロ推奨)
「繁忙期モード」に切り替える仕組み
本業が忙しい時期には、副業を「維持モード」に切り替えます。具体的には、タスクを1つだけに絞り、時間も30分以内に制限する。ゼロにしないことが最優先です。
「今日は30分だけ」という日が続いたとしても、月に換算すると10〜15時間の副業時間が確保できます。毎日2時間を目標にして3日でやめるより、30分を毎日続けた方が圧倒的に成果が出ます。
時間管理を「続けられる仕組み」に変えると何が変わるか
時間管理の手法を変えるだけでは、長続きしません。大事なのは「仕組み」にすること。仕組みとは、意志力を使わなくても動ける状態を指します。
副業で本当に必要な時間管理スキル
- タスクの「サイズ分解」:大きなタスクを30〜60分で終わる単位に細分化する
- 「最低ライン設定」:本業が繁忙期でも維持できる副業量を事前に決めておく
- 「翌日への引き継ぎ」:作業終了時に「次に何をするか」をメモしておく
- 「エネルギー管理」:時間の確保より、集中できる体調をキープする習慣
これらは「時間術」というより、「自分の仕事の設計力」に近いものです。副業と本業を両立させている人は、この設計力を意識的・無意識的に身につけています。
仕組みで動けるようになると、副業の収入が安定するだけでなく、本業のパフォーマンスも上がります。「副業のせいで本業がおろそかになる」という悪循環から抜け出せるのです。
スキル不足ではなく、知識と構造の問題。そう理解できれば、解決策は意外とシンプルです。
明日からできること|3ステップで動き出す
1.今週の副業タスクを3つだけ書き出す
「今週やること」を3つ以内に絞り込んで、付箋やメモアプリに書く。多すぎると動けなくなります。
2.上のスケジュールテンプレをコピーして自分の手帳やNotionに貼る
完璧に埋める必要はありません。まず貼ることで「今週の副業設計」が始まります。
3.今日の作業終了時に「明日やること」を1行メモする
「明日の自分へのバトンを渡す」イメージです。「続きは〇〇から」と書くだけで、翌日の起動コストが劇的に下がります。
そしてもう一歩先を考えたい方に——副業を長く続けるためには、時間管理だけでなく「税金・契約・見積もり・トラブル対応」といった実務知識も土台になります。
個人事業経営士・CFQ資格は、こうした知識をトータルで学べる資格として設計されています。「知っていれば防げたこと」を減らしたい方の参考になるかもしれません。
よくある疑問と誤解(Q&A)
Q1. 副業の種類によって時間管理の方法は変えるべきですか?
A:👉副業の種類によって、必要な「集中の質」が異なるため、時間配分は変えた方がいいケースがほとんどです。たとえばライティングやデザインのように思考力を使う作業は、疲れの少ない平日朝や昼休みに短く入れる方が効率的です。一方で、データ入力や単純作業は夜の疲れた状態でも比較的こなしやすい。自分の副業の性質に合った「エネルギーゾーン」を見つけると、同じ時間でも成果が変わってきます。
Q2. 副業の時間確保のために早起きを試みましたが、続きませんでした。どうすればいいですか?
A:👉早起きそのものが目的になると続きません。「朝に起きる→副業をする」ではなく、「前夜に明日やることを決める→朝はそれをこなすだけ」という順番に変えると、起きるハードルが下がります。また、いきなり1時間早起きするのではなく、まず15分だけ前倒しにする小さな変化から始めるのが現実的です。続かない理由の多くは意志力の問題ではなく、設計の問題です
これらは全て正しい知識があるだけでOKです!
トラブルの原因はあなたのスキルや人間性ではなく「知識不足」
「何でこんなトラブルばっかり起こるんだろう。もしかして向いていないのかな…」と悩んだこと、私も何度もありました。
でも今になって思い返してみると、自分自身を責める必要なんて全くなくて、ただの知識不足だったんですね!
じゃあどうやって効率よく学ぶ?
私が「もっと早く知りたかった…」と思ったのが、CFQ(個人事業経営士)の参考書でした。
この1冊で身に付く知識
- 届出・税務の基礎(開業届、青色申告、インボイス制度)
- 契約・法務の実務(契約書の作り方、著作権、下請法)
- 保険・リスク管理(損害賠償、PL保険、トラブル対応)
- ビジネスマナー・オンラインマナー(会社員勤務の経験が少ない方にも)
- ケーススタディ(実例から学ぶ失敗パターン)
- 4択式テスト(理解度チェック)
単なる制度を解説する内容ではなく、「自分の身を守るための知識」が詰まっています。

こんな人におすすめ
- 今の自分、何がいけないかが分からない
- 契約書・見積書の作り方に自信がない
- 確定申告でいつも不安になる
- クライアントと対等に接したい
- 自分の身は自分で守りたい
私自身、この参考書に出会ってから、「一人で抱えて不安」が「自信を持って対応できる」に変わりました。
あなたの「事業者としての土台」を、この1冊がしっかり支えてくれます。
資格取得が目的じゃなくても、手元に置いておくだけで「困ったときの辞書」みたいに使えるので、私は今でもよく見返しています。
【まとめ】正解を押しつけるより、自分に合う方法を
副業と本業の両立に行き詰まると、「自分には無理なのかな」と思いたくなります。でも多くの場合、その壁は才能でも時間でもなく、時間管理の「構造」の問題です。
この記事でお伝えした方法が全員に最適解というわけではありませんが、「どこから手をつければいいか分からない」という状態から抜け出すヒントになれば嬉しいです。
試して合わなければ変えていい。途中で止まってもまた再開できる。そうやって少しずつ自分に合うスタイルを見つけていくことが、長く副業を続けるための一番の近道だと、10年の失敗から思っています。
迷ったとき、また行き詰まったとき——もう一度ここに戻ってきてもらえたら嬉しいです。
よくある疑問と誤解(Q&A)
トラブルの原因はあなたのスキルや人間性ではなく「知識不足」

