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クライアントに「源泉引いて」と言われ「何?」と恥かいた私の失敗談|即使える正しい源泉徴収計算式と書き方テンプレート

こんにちは。フリーランスひかるです。

クライアントから「源泉引いて請求してね」って言われて、「…源泉?何それ?」ってなったこと、ありませんか?私も最初の請求書を作るとき、この一言でパニックになりました。

「10万円の仕事だから10万円請求すればいいんだよね?」と思っていたのに、実際には約8.9万円しか振り込まれなくて、「え、お金足りなくない?」って焦ったんです。しかも、クライアントに「源泉徴収って何ですか?」なんて聞けなくて、必死にググりながら請求書を作り直した記憶があります。

この記事では、私が実際に失敗した経験をもとに、源泉徴収の基本と請求書の正しい書き方を解説します。「今すぐ使える請求書テンプレート」や「クライアントへの確認メール例文」も紹介するので、初めての請求でも安心して対応できるようになりますよ。


✅ この記事はこんな方におすすめ

  • クライアントに「源泉引いて」と言われて意味が分からなかった方
  • 請求書で源泉徴収をどう書けばいいか悩んでいる方
  • 振込金額が想定より少なくて不安になった経験がある方

この記事の監修者

フリーランスひかる
フリーランス歴10年超。
報酬未払い、契約トラブル、ブラッククライアント案件…いろんな修羅場を経験してきました。
「あの時知ってさえいれば…」という後悔をバネに、フリーランスの人が同じ失敗をしないよう、自分の身を守る知識と、今日からできる対処法をお伝えします。

 

「源泉引いて」と言われて頭が真っ白になった日

初めて企業から仕事を受注したとき、私は本当に嬉しかったんです。ライティングの仕事で報酬は10万円。「これで今月の家賃が払える!」って安心していました。

ところが、請求書を送る段階になって、担当者からこんなメッセージが届きました。

「請求書、源泉徴収を引いた金額で作成してもらえますか?」

正直、意味が分かりませんでした。「源泉徴収?確定申告で聞いたことあるけど、請求書に関係あるの?」って。でも、初めての取引先だったので「分かりません」なんて恥ずかしくて言えず、とりあえず「承知しました」と返信してしまったんです。

その後、夜中まで検索して、ようやく「源泉徴収=報酬から税金を事前に引くこと」だと知りました。計算してみると、10万円の10.21%、つまり約1万210円が引かれて、実際に振り込まれるのは8万9790円。

「え、手取りってこんなに減るの?」って、正直ショックでした。家賃の足しにするつもりだったのに、計算が狂ってしまって。

企業担当者から聞いた「フリーランス側の誤解」

私がその後、企業で外注管理を担当するようになって気づいたことがあります。それは、「源泉徴収を理解していないフリーランスが意外と多い」ということです。

ある企業の担当者さんから、こんな話を聞きました。

「新しく契約したライターさんに『源泉徴収を引いて請求してください』と伝えたら、請求書に『源泉徴収:10,210円』とだけ書かれていて、肝心の請求金額が10万円のままだったんです。結局、こちらで計算し直して振り込んだんですけど、次回からはちゃんと説明しないとダメだなって思いました」

この話、実は私も似たようなミスをしたことがあります。源泉徴収を「引いた後の金額」で請求すべきなのに、「引く前の金額」で請求してしまったんです。クライアントから優しく指摘されて、恥ずかしさで顔が真っ赤になりました。

もっと怖いのは、源泉徴収を「引かれていない」ケースです。本来は企業側が税金を預かって納める義務があるのですが、それをしていない場合、確定申告のときに自分で納税する必要が出てきます。「振り込まれた金額=手取り」だと思っていたら、後で予想外の税金を払うことになるんです。

私の知り合いのデザイナーさんは、1年間で50万円ほど源泉徴収されずに報酬を受け取っていて、確定申告のときに「なんでこんなに税金が高いの?」ってパニックになっていました。結局、源泉徴収されていなかった分を自分で納めることになり、手元の資金が一気に減ってしまったそうです。

信頼を失わないための「正しい請求書の書き方」

源泉徴収を正しく理解して請求書を作ることは、単なる事務作業ではありません。「この人、ちゃんと分かってるな」という信頼に繋がります。

逆に、間違った請求書を何度も送ると、「基本的な知識がないのかな」と思われてしまい、次の仕事に影響することもあります。実際、私が企業側にいたとき、請求書のミスが多いフリーランスには「もう少し様子を見よう」と判断したことがありました。

では、具体的にどう書けばいいのか。ステップごとに解説します。

ステップ1:源泉徴収が必要か確認する

まず、クライアントが「法人」か「個人事業主」かを確認してください。源泉徴収の義務があるのは、基本的に法人や、従業員を雇っている個人事業主です。

もし不安なら、こんなメールで確認するとスムーズです。


【メール例文】

件名:請求書作成のご確認

○○株式会社
△△様

いつもお世話になっております。フリーランスの〇〇です。

請求書を作成するにあたり、1点確認させてください。
今回の報酬について、源泉徴収を差し引いた金額で請求すればよろしいでしょうか。

お手数をおかけしますが、ご教示いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。


この一言があるだけで、「ちゃんと確認してくれる人だな」という印象を与えられます。

ステップ2:源泉徴収額を計算する

源泉徴収の税率は、報酬が100万円以下の場合「10.21%」です。

例えば、報酬が10万円なら:
10万円 × 10.21% = 10,210円

手取り額は:
10万円 − 10,210円 = 89,790円

この計算、最初は面倒に感じるかもしれませんが、慣れればすぐです。私は今、Excelに計算式を入れて自動化しています。

ステップ3:請求書に正しく記載する

請求書には、以下の項目を明記してください。

  • 報酬額(税抜または税込)
  • 源泉徴収額
  • 差引請求額(振込金額)

【記載例】

ライティング業務 100,000円  
源泉徴収税額   −10,210円  
ーーーーーーーーーーーーーーー  
ご請求金額    89,790円

この書き方なら、クライアント側も「ああ、ちゃんと分かってるな」と安心してくれます。

ちなみに、私が使っているのは「Misoca」という請求書作成ツールです。源泉徴収の項目も自動で計算してくれるので、ミスが減りました。

フリーランスに必要なのは「スキル」だけじゃない

ここまで読んで、「源泉徴収って面倒だな」と思ったかもしれません。でも、これはフリーランスとして避けて通れない知識なんです。

私がフリーランスを10年続けてきて感じるのは、「スキルがあっても、知識がないと信頼されない」ということです。

例えば、こんな知識も実務では必須です。

  • 契約書の読み方:業務範囲や納期、報酬の条件をちゃんと理解しているか
  • 見積もりの作り方:適正価格を提示できるか
  • 著作権の扱い:納品後の権利がどうなるか把握しているか
  • トラブル対応:支払いが遅れたとき、どう対処するか

これらを「なんとなく」で済ませていると、後で大きなトラブルになります。私も過去に、契約書をちゃんと読まずに仕事を受けて、後から「著作権も全部譲渡」という条件だったことに気づいて後悔したことがあります。

「でも、全部独学で学ぶのは大変だよね」って思いますよね。私もそうでした。

だからこそ、フリーランスとして「体系的に学べる場」があると心強いんです。税金、契約、マナー、トラブル対応まで、実務に直結する知識を一通り押さえておけば、クライアントからの信頼も段違いになります。

そして、それを証明できる資格があると、なおさら安心です。「この人、ちゃんと勉強してるんだな」という印象を与えられますから。

明日からできること

最後に、今日から実践できることを3ステップでまとめます。

ステップ1:クライアントに源泉徴収の有無を確認する

まずは、次の請求書を作る前に、クライアントに「源泉徴収が必要か」を確認しましょう。上で紹介したメール例文をそのまま使ってもOKです。

ステップ2:請求書テンプレートを作る

源泉徴収の計算式を入れたExcelやGoogleスプレッドシートを作っておくと、毎回の手間が減ります。または、「Misoca」「freee」といった請求書作成ツールを使うのもおすすめです。

ステップ3:フリーランスとしての知識を整理する

源泉徴収以外にも、フリーランスには知っておくべき知識がたくさんあります。今回のような「知らなくて恥をかく」を減らすために、税金や契約、マナーを体系的に学んでおくと安心です。

例えば、「個人事業経営士・CFQ資格」は、フリーランスに必要な知識を網羅的に学べる資格として注目されています。税金、確定申告、契約書の読み方、トラブル対応まで、実務で本当に使える内容が詰まっているので、「今後の自分を守るために知識を身につけたい」という方には選択肢の一つになると思います。


よくある疑問と誤解(Q&A)

Q1. 源泉徴収されなかった報酬は、後でどうなるの?

A:👉源泉徴収されなかった場合、確定申告のときに自分で税金を納める必要があります。例えば、年間で50万円の報酬を源泉徴収なしで受け取っていた場合、確定申告時に約5万円を納税することになります。「振り込まれた金額=手取り」だと思っていると、後で資金が足りなくなるので注意してください。

Q2. 源泉徴収の計算を間違えて請求書を送ってしまったらどうすればいい?

A:👉すぐにクライアントに連絡して、訂正した請求書を再送しましょう。「申し訳ございません、計算に誤りがありましたので、訂正版をお送りします」と一言添えれば大丈夫です。クライアントは源泉徴収の納付を毎月行っているので、できる限り早めに連絡すること!早めに対応すれば、信頼を損なうことはほとんどありません。私も何度か経験がありますが、誠実に対応すれば理解してもらえます。


これらは全て正しい知識があるだけで避けられるトラブルばかりです!


トラブルの原因はあなたのスキルや人間性ではなく「知識不足」

「何でこんなトラブルばっかり起こるんだろう。もしかして向いていないのかな…」と悩んだこと、私も何度もありました。
でも今になって思い返してみると、自分自身を責める必要なんて全くなくて、ただの知識不足だったんですね!

じゃあどうやって効率よく学ぶ?

私が「もっと早く知りたかった…」と思ったのが、CFQ(個人事業経営士)の参考書でした。

この1冊で身に付く知識

  • 届出・税務の基礎(開業届、青色申告、インボイス制度)
  • 契約・法務の実務(契約書の作り方、著作権、下請法)
  • 保険・リスク管理(損害賠償、PL保険、トラブル対応)
  • ビジネスマナー・オンラインマナー(会社員勤務の経験が少ない方にも)
  • ケーススタディ(実例から学ぶ失敗パターン)
  • 4択式テスト(理解度チェック)

単なる制度を解説する内容ではなく、「自分の身を守るための知識」が詰まっています。

こんな人におすすめ

  • 今の自分、何がいけないかが分からない
  • 契約書・見積書の作り方に自信がない
  • 確定申告でいつも不安になる
  • クライアントと対等に接したい
  • 自分の身は自分で守りたい

私自身、この参考書に出会ってから、「一人で抱えて不安」が「自信を持って対応できる」に変わりました。
あなたの「事業者としての土台」を、この1冊がしっかり支えてくれます。
資格取得が目的じゃなくても、手元に置いておくだけで「困ったときの辞書」みたいに使えるので、私は今でもよく見返しています。

👉CFQ(個人事業経営士)の参考について詳しく知る


【まとめ】会社員時代はあまり知らない「源泉徴収」

「源泉引いて」って言われて、頭が真っ白になる気持ち、すごく分かります。私も最初はそうでした。

でも、一度理解してしまえば、次からは迷わず対応できるようになります。そして、正しく請求書を作れるようになると、クライアントからの信頼も自然と高まっていくんです。

この記事が、あなたの「初めての源泉徴収」の不安を少しでも減らせたら嬉しいです。もし迷ったら、またいつでもここに戻ってきてくださいね。